セルフマネジメントとは何か

ブログをご覧のみなさま、こんばんは。小松茂樹です。

前置きが長くなりましたが、本日からいよいよセルフマネジメントの本題に入っていきます。

 

セルフマネジメントとは何か

そもそもセルフマネジメントとは何なのでしょう。プログラムの内容に入る前に、まずは私の考える「セルフマネジメント」を定義づけてみたいと思います。

 

セルフマネジメントとは、

自らのあるべき姿を方向付け、
そこに至るまでの計画を描き、
その計画を実行するために時間と行動を適切に管理する取り組み

です。

 

SM07

 

ただ、これはあくまでも私の考えです。

というのも、今回このシリーズを書くにあたり、セルフマネジメントについていろいろ調べてみたのですが、特にこれといった明確な定義が見当たらなかったのです。

セルフマネジメントは「習慣化だ」という方もいれば、
セルフマネジメントは「タスク管理だ」という方もいれば、
セルフマネジメントは「人生設計だ」という方もいます。

調べれば調べるほどに、ワケがわからなくなりました(笑)

 

というわけで、セルフマネジメントについて書こうとしたのは良いものの、まずはこの意味するところは何なのかというところから考えなければならなくなりました。

そこで、まずはセルフマネジメントについて考えるにあたり、まずは「マネジメントとは何なのか」ということについて掘り下げてみることにします。

 

マネジメントの3つの役割

「マネジメント」と聞いて、真っ先に思い当ったのがピーター・F・ドラッガーです。

『もしドラ(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)』で、すっかり一般的な知名度を得ましたが、ドラッガーは

・顧客の創造
・民営化
・知識労働者
・ナレッジマネジメント
・コアコンピタンス

などの概念を生み出した 「現代経営学の父」とされる人物です。そもそも「マネジメント」という概念もドラッガーが生み出したとされています。言わば「マネジメントの生みの親」とも呼べる方です。

 

そのドラッガーは、マネジメントとは次の3つの役割を果たすものだと定義しています。

<マネジメントの3つの役割>
1.自らの組織に特有の使命を果たす。マネジメントは、組織に特有の使命、すなわちそれぞれの目的を果たすために存在する。
2.仕事を通じて働く人たちを生かす。現代社会においては、組織こそ、一人ひとりの人間にとって、生計の資、社会的な地位、コミュニティとの絆を手にし、自己実現を図る手段である。当然、働く人を生かすことが重要な意味を持つ。
3.自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題について貢献する。マネジメントには、自らの組織が社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題の解決に貢献する役割がある。

 

しかし、これを読み解くためには、そもそも「組織とは何なのか」を踏まえておかねばなりません。ドラッガーは組織についてこう述べています。

「組織が存在するのは組織自体のためではない。自らの機能を果たすことによって、社会、コミュニティ、個人のニーズを満たすためである。」
「組織は、目的ではなく手段である。したがって問題は『その組織は何か』ではない。『その組織は何をなすべきか。機能は何か』である。」

つまり、組織とは「社会や集団、個人のニーズを満たすために何かしらの機能を果たすもの」であると言えます。

 

また、3つの役割に付け加えて、ドラッガーはこうも述べています。

「マネジメントの役割はもう一つある。マネジメントは管理する。すでに存在し、すでに知られているものを管理する。同時に、マネジメントは起業家とならなければならない。成果の小さな分野、縮小しつつある分野から成果の大きな分野、しかも増大する分野へと資源を向けなければならない。」

−以上すべて『マネジメント[エッセンシャル版] – 基本と原則』(ダイヤモンド社)より引用

 

難しい文章が並んでしまいましたが、このドラッガーの考えを私なりにまとめてみると、

マネジメントとは

1.成果をあげること
2.人を生かすこと
3.社会に及ぼす影響を処理するとともに社会に貢献すること

という3つの役割を果たすべく、自らの持てる資源を管理し、適切に運用すること

である、言えるのではないかと思います。

 

しかし、まとめてはみたものの、これではまだ「マネジメントとは何なのか」がよくわかりません。そこで、もう少しわかりやすくするために、組織と個人の関係からマネジメントについて考えてみたいと思います。

次回に続きます。

 

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。