ライフログ-時間を管理する その1

いま、自分の生き方はどういう方面に向いているのか?

行動の質と量が自分の人生を決めます。自分が今どういう人生を歩んでいるかを知るためには、時間を計測してみるのもひとつの方法です。

時間がすべてではありませんが、時間をどういう行動にあてているのかを知ることとは、自分がどういう人生を歩んでいるのかを理解する上で重要な手がかりになります。

また、もっと時間があったら、何をする時間に使いたいか?を考えることで、自分の興味・関心の向き先に気づくこともできます。そして、時間の使い方は自分の意識次第だということに気づくと、限られた時間をどういう行動にあてるかを調整するようになり、「どんな人間になっていくか」をコントロールすることができるようになります。

自分の行動を一週間計測し、それを記録してみましょう。やれること、やるべきことはいろいろあるのに、思うように時間が使えていないことに気づくでしょう。そして、それは自分の意志である程度変えることができることを発見できるかもしれません。
このテーマにふさわしいメソッドを一つ紹介します。

原案は、香本裕世著『人事が変われば、会社は変わる』(日本経済新聞出版社)という企業人事の本です。

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人事部だった時に読み、キャリアカウンセリングと出会ったきっかけにもなった本です。人事制度と人材開発について物語形式で説明するという内容で、読みやすく面白かったです。

その中で、ミドル世代向けの社内ワークショプを行うという場面がありました。自己分析の手法がいくつか紹介されるのですが、そのひとつに「一週間の行動記録表」というものが登場します。

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【使い方】
・任意の一週間の行動を、睡眠も含めて毎日上の表に記録する
・下の表の項目に従って、時間を分類する(同じ行動で二つに該当する場合はダブルカウントする)
・分類した時間を合計する(足し算の合計は24時間以上になるはず)

【分類項目】
1.仕事
2.勉強・研究
3.趣味・教養
4.交際
5.家族・地域
6.娯楽
7.運動
8.通勤
9.生活
10.睡眠
11.その他

私自身はこれを読んだ時にはライフログをつける習慣がついていたので、記録自体はすでに取っていました。したがって、項目を分類するだけで済みましたが、日頃から行動を記録していない方も大勢おられるでしょう。

最初はやる気になって書いていても、忙しいとついつい書き忘れてしまい、空白の時間ができてしまうかもしれません。後から思い出すのはかえって大変です。表を常に持ち歩くなど、こまめに記入できるように意識を向けましょう。

また、あまり細かく計測しすぎると記録が煩雑になる上、後で合計するのが大変になります。30分刻みくらいでおおまかに書いていくと良いでしょう。正確に記録することも大事ですが、効果を得るためにはとにかく一週間続けることが大切です。自分にできるペースや方法で、まずは記録を続けてみてください。
次回は、私の実施結果を例にしてご説明します。