今年の目標を設定する前に、少し先のビジョンを描こう

新年あけまして、おめでとうございます。

いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

少し先のことをイメージしてみる

年末年始にお仕事をされていた方も、今日や明日から仕事がはじまる方も、それぞれのお正月を過ごされたことと思います。

そして、新しい年を迎えて、決意を新たに「今年の目標」を掲げられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「今年こそは○○を成し遂げよう」
「今年は新しく○○に挑戦しよう」

こうした目標設定は、意欲を換気し、努力を促し、自分自身のさらなる成長を図る上で大切なことです。

しかし一方で、単発で、短期間の目標は達成しづらい傾向もあります。

最初こそ意気揚々と取り組んでいても、いつの間にかやらなくなってしまい、やがては自分で立てたはずの目標の存在すら、忘れてしまったりするものです。

目標が機能するためには、目的が必要です。

「何のためにそれをするのか」「なぜそれをするのか」という目的があってはじめて、目標は効果的に設定され、有効に機能します。

そして、個人の仕事や生活において「目的」とは、半年や1年といった短期的な視点を超えた先にある、もう少し先の自分のイメージ、すなわち「ビジョン」を指します。

5年や10年、せめて3年くらいの、少し先の将来をイメージしてみましょう。

このイメージがあるかないかによって、「今年の目標」はもちろん、目の前の一つひとつの仕事、一つひとつの生活への取り組み方や、そこから得られる価値が大きく変わってくるのです。

ビジョンは現状の外に描く

5年や10年先のビジョンを描く上で大切なことは、「現実的に考えすぎない」ことです。

半年や1年といった短期的な目標を設定する上では、現実的に、具体的に考えることが必要です。

目標達成は科学的なアプローチです。達成できるシナリオを描き、緻密な計画を立て、それを忠実に実行することで、確実に目標を達成することが求められます。

これは、現状からゴールまでの間を明確にイメージできる、短期的な取り組みだからこそ有効なのです。

一方で、長期的なビジョンを描く際には、逆に現実味や具体性を帯びすぎないようにします。

むしろ、思い切った、突拍子もない、現状の延長線上ではないレベルにイメージを描く方が、より強い力を発揮してくれます。

3年、5年、10年といった長い時間の中では、自分自身も周囲の環境も大きく変化します。

今では難しいと思えることも、3年後には簡単に思えるかもしれません。

今では不可能だと思えることも、5年後にはできて当たり前になっているかもしれません。

今では想像すらしていなかったことが、10年後には当然の前提になっているかもしれません。

現状を起点としてビジョンを描こうとすると、様々な機会、転機、可能性を見逃してしまう可能性があります。

できるかどうかは別の問題として、自分の「純粋な欲求」としてどのような生活を送りたいのかを思い描きましょう。

ビジョンを明確に描くことで、今までと何ひとつ変わらないはずの周囲の環境が、違うものであるかのように認識しはじめるのです。

望むような仕事や生活を手に入れるために、必ずしも何か大きなリスクを取ったり、途方もないようなことをしたりする必要はありません。

少し先のビジョンを描き、それを念頭に置いておくだけでも、いま目の前にある仕事、目の前にある生活の見え方が、今までとは少しずつ変化していきます。

今までは何とも思わなかったことが、何かのチャンスに見えるようになってきます。

今まではこれで十分だと思っていたことに、まだ工夫や改良の余地があることに気づくようになります。

今までは目にも映らなかったことが、手の届く周囲にすでに存在していたことを認識するようになります。

人が五感からキャッチする情報のうち、脳で処理されるのはわずか1%にも満たないと言われています。

収集した情報は、自分の価値観という重要度に基づいて無意識のうちに分類され、ほとんどの部分は認識されることなく右から左へ流れていくのです。

ビジョンを持つことは、目の前にある世界を、より望ましい、チャンスに満ちた世界として認識することにつながります。

あなたが3年後、5年後、10年後に望む自分の姿はどのようなものでしょうか。

今年の仕事をスタートする前に、少し先のビジョンを思い描いてみてはいかがでしょうか。

それだけで、変わり映えのしないこれまでと同じ日常が、望ましい将来へと続くステージに映るかもしれません。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。