自分の汎用的な能力を知る5つの方法

前回の続きです。

テクニカルスキルの棚卸し

テクニカルスキルを振り返るステップは下記の通りです。

1.保有している資格や免許を振り返る
2.キャリアインベントリーで能力欄に書きだした「能力」から、テクニカルスキルを書き出す
3.趣味や地域などのコミュニティの活動で、専門的に勉強した能力があればそれを書き出す

キャリアインベントリーが作成できていれば、テクニカルスキルの書き出しは比較的容易だと思います。

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キャリアインベントリーから能力を書き出す手順は、↓をご覧ください。
▼キャリアインベントリーをまとめる 1(8/12)▼
▼キャリアインベントリーをまとめる 2(8/13)▼

ポータブルスキルの棚卸し

続いて、ポータブルスキルを振り返るステップをご紹介します。

1. キャリアインベントリーから見つける

テクニカルスキルと同様です。キャリアインベントリーが作成されている場合、「能力」欄に書きだした項目から「どの領域でも使用できそうなもの」を抜き出してみましょう。

2.仕事以外の過去のエピソードから思い返す

前回の投稿で述べた同窓会幹事の例などです。仕事以外の領域、あるいは学生時代に行ったことなども含めて、自分が「何か成し遂げた」と思うことについて、それを達成できた要因を自分なりに考えてみてください。

他の人と水準を比べる必要はありません。自分の中で「できる」「得意だ」と思えることは、自分の能力として認識しましょう。ライフラインチャート、自分史など自己分析で使用したツールを読み返すと、自分が頑張って成し遂げたことがいくつか見つかるかもしれません。そこには達成の要因となる能力が何かしら潜んでいます。

3.他の人からよく言われることを思い返す

日々の生活を送っていると、職場や過程などの周囲の方から「あなた、○○が上手ですね」「あなた、○○が得意ですね」と言われることがあると思います。それは立派な能力です。自覚して、良いように自分から使っていきましょう。

4.アセスメントの結果を採用する

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前回ご紹介したストレングス・ファインダーなどのアセスメントの診断結果がある場合、その結果が自分の認識と合っている場合、その結果を自分の能力として認識しましょう。

私自身、最上志向、分析志向、社交性などストレングス・ファインダーで診断された「強み」を自分の能力として認識し、仕事をする上でも強みとして意識しています。

▼さあ、才能(じぶん)に目覚めよう その1(9/24)▼
▼さあ、才能(じぶん)に目覚めよう その2(9/25)▼

5.弱点を逆から見る

もし、自分の強みが見つからない。欠点や弱点しか思いつかないという場合には、それを逆の視点から見てみましょう。長所と短所は表裏の関係です。味方を変えることで、どんな弱点も強みになり、どんな能力も欠点になります。

例えば、

・おとなしい→思慮深い
・口数が少ない→聞くほうが得意
・行動に移すのが遅い→慎重に物事に取り組む

など、表現を変えるだけで肯定的な意味になります。

棚卸しした能力を並び替える

テクニカルスキルとポータブルスキルが見つかったら、興味の棚卸しで行ったのと同じ手順で、並び替えをしてみましょう。自分が得意とする、またはより強くその傾向があるという能力から順番に並べ、それをステータスシートに書き出します。

その際、ポータブルスキルを上段に、テクニカルスキルを下段に書くと良いでしょう。キャリアを考える上では、どんな領域でも発揮できる力をより強く認識することで、視野をさらに広げることができるからです。

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次回は、価値観の振り返りに移ります。