興味と価値観からゴールを見つける

今回から、いよいよミッション・ステートメントの作成に取り掛かります。

自分の持つ「使命」とは何か?人生の目的は何なのか?それを考えていきましょう。70%くらい自分が納得できるものを探す。そして、「とりあえず、決める」。そうすることで、日々の生活に意義を見出し、目的や目標をもった毎日を送れるようになります。そうして積み重ねた日々の行動の蓄積こそが、望むような人生を送る第一歩になるのです。

ミッションを見つけるステップ

ここで改めて、谷口貴彦さんのドリームツリーの考え方をおさらいします。

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1.ゴール「どうなりたいのか」を決める
2.目的 「何のためにそうなりたいのか」を考える
3.目標「どのようにして、ゴールにたどりつくのか」を思い描く

という手順で、「なりたい自分」の姿を明らかにしていきます。

自己分析で明らかにした自分のパーソナリティ4つの特徴、 興味・能力・価値観・役割が交差する部分に、人生の目的があると私は考えています。すなわち、自分のこれまでの人生を振り返り、

興味 「やりたいこと 」
能力 「できること 」
価値観「大事にしたいこと 」
役割 「やるべきこと」

を過去および現在から見つけ出し、それらを統合することによって、自分の人生に全体的な意味を織りなすのです。

自己分析とは「過去を再編し、歴史に新たな意味づけをする」ことです。これまで自分がしてきた様々な体験、出来事、その時に味わった感情などを「今の自分」から見た時に、「それらにはどんな意味があったのか」と考え、意図的な解釈を加える事で、自分の人生に一貫したストーリを持たせる。それがブレない自分を作り出し、人生に目的を持たせることにつながるのです。

ゴール「どうなりたいのか」を決める

まず最初のステップとしてゴール、すなわち「自分はどうなりたいのか?」を考えます。まずは、これまで埋めてきたステータスシートを読み返しましょう。

ここで読み返す項目は「興味」と「価値観」です。

141029_ステータスシート6

この興味と価値観を照らしあわせて、これらが掛け合わせた姿を思い描いてください。「やりたいこと」と「大事にしたいこと」がクロスした部分が、自分が望んでいる姿です。

例1

例として、私のケースを挙げます。

私は価値観として、

「誠実であること」
「相手に喜んでもらうこと」

を掲げました。

これは決してキレイごとではなく、私が世の中で最も忌み嫌うのが、人を騙し、弱い者を喰い物にしている業者だからです。というのも、私自身、かつて精神的に弱っていた時に人に騙された経験があります。

今ではすっかり自分の中では浄化できているので、その時の体験から「ブレない自分を作り、一貫した判断基準を持つことの大切さ」を学ぶことができたと思ってます。また、「私は決して人を騙す仕事はしない」と心に誓い、「人の成長と幸せに貢献する仕事をしたい」と思うようになりました。

一方で、私は中学・高校の頃から「成功する人としない人は何が違うのか?」に強い関心があり、女性にモテたい、空回りしないようになりたい、能力の高い人間になってお金を稼ぎたいという想いから、

・人間に秘められた力(潜在意識、成功法則)
・能力を引き出す、高める(能力開発、習慣)

を興味として挙げています。

この両者を掛け合わせと、

潜在能力の開発を通じて、人々の成長と幸せを支援する仕事をする

という、ひとつのゴールができあがります。

例2

また別の価値観として、

「向上心と向学心を持ち続けること」
「自分の主体性と独立性を保つこと」

があります。これも個人的な体験がベースになっています。

前職で、組織と人員のリストラクションに関与しました。年上の部下を含む私の周囲の方々へ、グループ会社への異動や契約満了を言い渡す場面に立ち会う中で、「会社の都合に振り回される人生を送りたくない」「いつまでも能力を磨き続け、必要とされるような人間であり続けたい」と思うようになったのです。

一方で、 自分で会社を興した父親の影響からか、

・独自性・自分の世界(独立、フリーランス)

という興味があり、加えて、作詞作曲して人前で歌ったり、手帳のリフィルを自作したり、漫画家志望だった時期があったり、mixiで自伝を書いてみたりと、

・自分を表現する(文章、図解、プレゼン)

にという興味があります。これらを掛け合わせることで、

独立・起業して独自のサービスを展開する

というゴールができあがります。

このように、興味と価値観を、元となるエピソードを踏まえて掛け合わせることで、自分が目指す姿=ゴールを導き出すことができます。

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次回、これらのゴールを統合して、ミッション=人生の目的に仕立てていきます。